ピンク色ボンボン花は田舎の母を思い出す。旅先でこの色の花でも見つけるとつい撮ってしまう。男だから言うのに恥ずかしさもあって、随分時間もかかったが、blogの慣れか最近素直に書けるようになった。母は花が好きで北の地にしてはよく多種の花を育て咲かせていたと思う。毎年の短い夏は何時も花があって僕も幾らか影響は受けているのかもしれない。今でもお世話になっているホームで、窓辺には何かしらの小さな花が咲いていると思う。
NZでは園芸の好きな人をグリーンフィンガーと呼ぶ、何時も草花をいじって手が緑色でいるからで、言われたほうは皆、褒め言葉と微笑むのだ。人は強いものに惹かれるが、同時に繊細なものにも力を隠し、加減して楽しむ心を備えている。戦いの帰りこのまま城に帰るのは、あまりにも戦いの気が収まらず、河原で野花を生けて心を治めて城に入った話を聞いた。花の力も捨てたものではない。
花に聞こえたのか、嬉しさの涙がひとつ見えるのは、僕のあと付け話ですが、、、やはり喜んでいる。
NZ南島の浜で撮影、ボンボン花は僕の付けた名で本名称ではありません