公園の隅に果実の樹が3本あった、一見目立たない様に地面を削り抜いた入り口、階段が地下へと螺旋になって続いて行く。
地上の音も無くなり、気になって頭上の光が届いているのを思わず確かめた。
鉄で出来た為かコンコンと足音が跳ね返って,次第に冒険の地下空間に向かっていった。
もう何回まわったか、肌色に塗られた壁を光が切ってもっと下へと、押しやってこちらに伝えているようだ。やがて階段の音も鈍くなり最終の階に着いたようだ。ゴーっとモーターの音と共に扉が開いた。
、、、、、ひんやりとした風が扉から吹きこんで来た瞬間、、
いらっしゃいませ、果物の博物館でございます。お一人大人1500円頂きます。
、、、、、階段楽しめたから、まぁいいか!
夏の怪談話にならなかったようで、お時間頂きすいません!