NZの 森の中を歩いていると、時々現れる動物が鳥達である。この子はニュージーランドロビン、僕の周りをホバーリングしたかと思ったら、カメラのレンズに止まろうとしたり、不思議な行動をする。最後はこれだ、俺を撮ってよ!とばかり正面でがんと動かない。
この国には僕の苦手な蛇や危険な猛毒系の虫はいないと聞いていて安心して森を歩ける。ただこんな不思議で可愛い妖精が時より現れ、さらに日本語を話すフクロウでも「や〜森によ〜こそ」と登場しちゃったりしたら、一目散に逃げるつもりだ。結局その日本語は出現しなかったが、その後現地でWakaと呼ばれるNZクイナに出会って、飛べない羽根を後ろ手に組み、ガサガサと僕の足元で歩くこの鳥と、森の中をしばらく一緒にさまよった。
ここは変わった鳥が多い。金属音の喉を持つ主ベルバード、大きくてイタズラ好きのオームKea(車のワイパーゴム等ズタズタにされる)要注意!
数百年前迄生存していた、ジャイアントモア(3m大)にでも、もし森で会ったとしたら、、、寝たふりもできなかったろう。