今年の2月、成田からシンガポール〜ヨハネスブルグ(南アフリカ共和国)経由でウイントフック(ナミビア共和国)に午後到着。ネット予約したレンタカーカウンターで車を受け取り、新しくなったエアーポートを出発、夕方の首都市街に入った。仕事帰りの人たちが大勢道に立って、帰宅方向の車を探しているようだった。ダンプカーやトラックの荷台もこぼれそうに人が乗っている。平気で車の前を横切ったり、叫びながら車を追いかけたり、ぶつかってきそうにもなった。道を聞こうと思っていた僕は急きょ変更、一点を見つめ目が合わないように車を進める事にした。このときアフリカに来たんだと実感した。
翌日、目的のナミブ砂漠に出発、何百キロかのオフロードをひた走る。ただただ走る!気温も上がっているようだ。蜃気楼に向かって黙々と走る。
ダチョウも走る。
ここが何億年もかけてでき上がった砂漠のソススフレイの1枚。高さ300mを越えるものも。
今年秋に銀座でここで取材した展覧会を考えている。過ぎ行く時間を感じた作品が多いと思う。