先日、友人が佐島に居た船に遊びにきてくれた。
初夏の風も無く容易い操船を楽しんだりのんびりと過ごして、早めの夕食をしようとそれから近くの海辺という名の店に入った。夕陽が次第に霞みの裏をそのまま降りて暮れていきそうな時間、低く大胆に乱舞するトンビ達が目に入った。どうも店の隣りで魚を解体している者が欠片を鳥達に与えているようだった。
まだ暖かさが残る浜の空気を、大きな羽で煽ってその動きが実に巧みで見事だった。
ふわりと暖かな空気に浮き上がる感覚は、どんな感じであろうとトンビに聞きたくもなった。
食事の後陽も暮れ僕は逗子駅まで友人を送って、今日も良い日を過ごせたと思った。
Mさんまた良かったらどうぞ、、、